今回は思いつくままの記事です。
最近、人生の短さを実感しています。
きっかけは、
自分自身の休職経験や、プライベートの事でも色々あり、人生について真剣に考える機会が増えたからです。
「つまらないこと」に振り回されるほど、人生は長くない。
今回のタイトルですが、本当にそう思います。
それを伝えるために、まずは人生の時間を分析することから始めてみました。
健康で過ごせる自由時間は人生の2割にも満たない?
人生の中で、自由な時間はどれほどなのでしょうか?
仕事、家事、学校、病気、etc..
様々なライフイベントが起きる中で、自由な時間が意外と少ないと気付かされます。
以下の円グラフは、人生の中で時間がどう使われるかを計算して、グラフにしたものです。
人生の総時間は、現在の日本人の平均寿命である85歳としました。
計算に使われた細かいソースは手間の都合上省きましたが、各項目に費やす時間は国や民間企業などの統計データを元に算出しています↓↓
例えば睡眠時間は、経済協力開発機構(OECD)の調査データから。
スマホの使用時間は、MMD研究所の調査データから最も層が多かった2~3時間/1日のデータから計算しています。
項目 | 計算方法など | 年数 |
睡眠 | 7.8時間/1日 | 27.6 |
食事 | 1.7時間/1日 | 6.0 |
家事 | 0.9時間/1日(統計を男女平均で計算) | 3.2 |
仕事 | 1680時間/年で45年労働 | 8.6 |
学校 | 7時間/1日で、年間通学日数を200日、高卒までの14年間で計算 | 1.9 |
通勤 | 往復1.3時間/1回で、テレワーク普及率25%で計算 | 1.6 |
通学 | 往復1.5時間/1回 | 0.4 |
スマホ | 2.5時間/1日で、60年使う計算 | 6.3 |
テレビ | 3.1時間/1日で、60年使う計算 | 7.8 |
幼児期 | 記憶のない期間で3年間(睡眠時間の被り考慮) | 1.8 |
非健康寿命 | 平均寿命 – 健康寿命 – 睡眠時間の被り時間など | 5.5 |
その他自由時間 | 14.3 |
睡眠や仕事はもちろんですが、それ以外の食事や仕事、テレビ、スマホなどで多くの時間が使われていることがわかります。
非健康寿命も差し引いて、我々が健康に過ごせる自由時間は、人生のわずか約17%。
年数では約14年。
とても短いですよね。
このグラフを見て、人生をもっと創造的で充実した時間で埋め尽くしたいと自分は感じました。
例えばテレビやスマホの時間は程々にするとか、辛いと思いながら仕事を続けるとか、
受動的で憂鬱な事より、もっと大切なことに目を向けたい気持ちになります。
人生は「驚くほど短い」のです。
人生には回避できる問題と、回避できない問題がある
人生は短いという事実を踏まえて、具体的な考え方につなげていきたいと思います。
2種類の問題
問題には2種類あると思います。
それは、「回避できる問題」と「回避できない問題」
まず、「回避できない問題」から挙げていきましょう。
- 災害(地震・水害・パンデミック・火山噴火)
- 家族との死別
- 先天性の病気
- 経済不況・恐慌
- 失政(投票は重要でも、特に国政においては政治判断の過ちは回避しづらい)
- 事故(巻き込まれる事故)
- 戦争
次に、「回避できる問題」をあげてみます。
簡単に解決策も添えてみました。
- 学校でのいじめ(先生や保護者を頼る。転校する。登校拒否する。etc..)
- 職場でのハラスメント(内部通報、行政機関の活用、部署移動、転職)
- 長時間労働(負荷分散、転職、部署移動)
- 生活習慣病(運動、仕事内容の見直し.etc..)
- スマホ依存(健康的に楽しめる趣味を見つける、など)
そして、これら回避できる問題の特徴には、
「自分の内面に潜んでいるもの」もしくは、「対人トラブル」があると思います。
回避できる問題にまで、囚われる必要はない
個人の力ではどうしようもない困難もあります。
しかし、回避できるものも確かにある。
昔は職場のパワハラは回避できませんでしたが、今ではハラスメント全般が社会的にNGとなりました。
つまらないこと ー すなわち、「回避できる問題に振り回されないこと」が、充実した人生に必要になってくるのです。
回避できるものにまで囚われたら、キリが無いです。
例えば、
ー 嫌な仕事を忍耐強く続け、休日が来るのをただ待ち遠しにする日々。
ー 現実から逃れるために、スマホやテレビに楽しまされる日々。
こういう日々が一生続けば、能動的に使える時間は10数年になってしまうのです。
しかも不健全な環境で頑張り続ければ、人格は悪化し、健康も害します。
そうなれば、人生はもっと短くなるかもしれません。
時には、避けられない問題に直面するかもしれません。
そういう運の悪い時に後悔しないよう、今を精一杯生きるべきなのだと思います。
困難に巻き込まれそうな時もあるかもしれません。
大概巻き込んでくるのは、他人の悪意であったり、自分を卑下する感情です。
上で言及した、回避できる問題の特徴である「自分の内面」と「他人」ですね。
「嫌な感じ」と思ったら、「そんな暇はない」と言い聞かせてみるのです。
そうすることで、人生が上向いていくような気がしています。
これを読んだ方の日常が、少しでもより充実したものになれば幸いです。
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