どうも、元システムエンジニアで、今は大学で心理学を学んでいます。
「今にしがみつかないで」は、8ヶ月前に休職の診断書を出して、罪悪感がしんどかった時期に、自分を助けてくれたカウンセラーの言葉です。
過重労働で休職に
自分は過重労働や職場の対人関係が原因で、精神不調により昨年の春に1ヶ月ほど休業しました。
しかしその後の復帰に失敗し、8ヶ月前から休職。
その後、会社規定で休職期間満了となって退職しています。
メンタルが落ちないよう、可能な限り手を尽くしてはみました。
例えば
・チームの作業改善をする
・自分の生産性を上げて、多くの業務をこなせるようにする
・部下へ実務を振って抱え込まないようにする
・会社に詳細な状況を伝えた上で、待遇改善の相談をする
・相談する人を変える
・メンタルクリニックに通院しきちんと服薬する
・カウンセリングの頻度を上げてメンタルケアする
・残業抑止の診断書を医師に出してもらい会社にかけ合う
・休日は外出もしてしっかりリフレッシュする
・仕事以外のコミュニティーに属して拠り所を作る
・自分がその日できたことを記録し、メンタルを向上させる
・その他メンタルケアに関する情報収集をする、etc..
しかし、どう足掻いても仕事の負担が多すぎる上に、孤立無援状態になり、やむなく休職診断書をもらうことに。
「万策尽きた」といったところでしょうか。
強烈な罪悪感への対処
湧き上がる罪悪感
医師から出た休職診断書を会社に提出した際は、責任を放棄する強烈な罪悪感に襲われました。
当時管理職だった責任感もあり、提出した休職診断書の差し戻しも考えたほどです(もちろんこれは絶対NGですが..)
この時期、湧き上がってくる様々な感情と四六時中戦ってしました。
・責任を手放す罪悪感
・自分のせいで会社の信用低下につながる恐怖
・上司、部下、取引先への申し訳なさ
・会社での評価、信頼を失う恐怖
「今にしがみつかないで」の真意
そんな時、電話相談でたまたま繋がった担当者に「今にしがみつかないで」と言われました(確か自治体にある心の相談窓口だったかと)
その意図は、
今までの経験が将来きっと活かされるから、その時が来るまで心を休ませる事が大事。
自分で自分を守ったことをプラスに考えてほしい、という内容でした。
これを言われた時に、視野が狭くなっている自分にハッと気付きました。
この言葉を受けて自分の心理内で起きたことは、
これ以上消耗する必要はなく、苦しみを手放すことを自分に許可することができました。
それから8ヶ月経ち、いまはリワークに通いながら趣味も再開できるようになりました。
もしいま、休職の罪悪感を強く感じている方がいれば、少しでも参考になれれば幸いです。
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