今回は休職を経験した筆者が健康が大事な理由について話したいと思います。
仕事をしていると、中々健康に気遣うのって難しいですよね。
業務に追われると、会社や取引先のことしか考えられず、自身の健康はつい後回しになりがちです。
中には不当な条件で無理を強いられている方もいると思います。
今回は特にそんな方向けに、こんなことを伝えたいと思います。
- 健康が大切な理由
- なぜ、健康を害してまで頑張ってしまうのか?
自分も休職を経験したので、実体験と感じたことを元に話を進めていきたいと思います。
健康が大切な理由
人生を楽しく豊かにするため
健康はなぜ大切なのか?
まず挙げられるのは、仕事は体が資本なのだから健康管理が重要という点。
しかしそれだけではありません。
本来は、自分がしたいことをする。好きなことをする。美味しいものを食べる。好きな人と過ごす。
そういう豊かで充実した時間を過ごすために、健康が必要なのです。
生き生きと健康に程よく働き、プライベートも充実させる。
これが実現できれば、とても人生は楽しいと思うのです。
健康が損なわれたら、できることに制限がかかってしまいますよね。
働けなくなったり、本来好きだったことも楽しめなくなる。
心身の全てが整って初めて「健康」
一箇所でも身体に悪い所があると憂鬱になる
このことは経験がある方も多いのではないでしょうか。
体が一つでも悪いと、日々を楽しむのも難しくなってしまいます。
例えば、胃痛や頭痛、体のだるさなどなど。
どこか一つでも悪いと、そこが気になってしまい、好きなことにも集中できないですよね。
人間にはホメオスタシスと言って、体を正常な状態に保つための働きがあります。
しかしそれは、正常な環境で生活を送っている場合に発揮されるのです。
せっかく身体は健康を取り戻そうとしているのに、無理をしたら意味がなくなってしまいます。
自分の健康が増進されれば、心身ともにエネルギーが増していきます。
感性が豊かになり、生活に楽しみを見い出して、趣味の幅も広がります。
健康は人生を豊かにするためのもの ー だから大事なのです。
なぜ、健康を害して無理をするのか?
人生が「苦行」という価値観のため
最近「頑張りすぎない」価値観が浸透しつつありますが、まだまだ途上と感じます。
未だ多くの方が「働きすぎ」「頑張りすぎ」によって苦しんでいます。
社会は厳しいという洗脳
頑張りすぎてしまう理由には、同調圧力や経済的な理由もあるでしょう。
しかし根底には、滅私奉公することが新興宗教的に日本人の頭に刷り込まれていて、楽しむこと忘れてしまうのではないでしょうか。
「自分ファースト」のために必要なこと
まずは古い価値観を転換していく必要があるのです。
「自分ファースト」の価値観を持ち続けるには、自分は何をしていれば充実するかを忘れないことだと思います。
仕事に忙殺されている状況では、そのようなことを考えている暇はないですよね。
「いかに迷惑をかけないか」「いかに自分への精神的ダメージを減らすか」と言うことに思考の多くを割かれてしまいます。
自分の本心を無視する必要に迫られるから
自分の声を無視することで、人間はどんどん追い込まれてしまうと思うのです。
感情を無視しないと、平常心を保てない
具体例を踏まえて話しましょう。
仕事をする上で、職場の人間関係はかなり労働者の健康を左右します。
ストレス要因としても、職場の人間関係は様々な調査で上位に入ってきますよね。
ストレスのかかる人間関係の対処法として、よく「自分の感情を押し殺してやり過ごす」手法を取る方もとても多いと感じます。
自分もそうしていました。
気持ちに蓋をすることで、心の傷を自覚しにくくなるからです。
感情を無視すると、感性が失われる
しかしこれでは対処療法にすぎず、心へのダメージは蓄積されていきます。
ポジティブな感性も失われてしまうはずです。
それは他者への思いやりや、自分の喜びなどです。
「忙しい」ことは「心を失う」が語源と言われますが、まさに現代社会を表しているように感じます。
人間の潜在意識は「心の声」とも言い換えられると思います。
心の声を無視し続けると、大事なことを忘れてしまうと思うのです。
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