【ゆるく哲学】未来に振り回されるより、今を生きる事を選ぶ

マインドフルネス

退職して10か月。— 辞めるまでは毎日がとても忙しく、全力で突っ走ってきました。
ゆっくりとした時間を過ごす中で、思いを書いています。

生きていくと色々な不安があると思います。
その不安とは、一言で表すと「未来に対する不安」でないでしょうか。

未来が不安なのは「分からないから」

不安の種は、病気や事故、災害、家族関係、親族関係、職場の人間関係、お金など色々あります。
これれをまとめると「何が起きるか分からない」に集約されると思います。

何が起きるか分からないから不安になり、今を満喫できないのはありがちですよね。

「先のことを考えても仕方ない」と言い聞かせても、悩ましいものですよね。
僕自身も頭ではわかっていても、考え込んでしまうことが多いです。

では、なぜ心配を続けてしまうのか?
それは「未来をどうしても知りたいから」なのでは?と最近思うようになりました。

仮に未来を知っても、不安は消えないはず

仮に将来のことが分かれば、見通しはつくかもしれません。

しかしながら、対処できないことも多いと思います。
対処できることでも、結局はより不安になるかもしれません。

未来が分かっても、準備に追われて今に集中できない状態になると思います。
そう考えると、楽になるというか、開き直れるときがあります。

未来に振り回されるぐらいなら、今を楽しんだほうが良い。ー と

未来は不確かなままでよい

未来が鮮明に分かっても、今を満喫できくなる。
そう考えれば、未来は不確かなままで良いのかもしれません。

むしろ不確かだから今を生きるべきなのかもしれません。
なぜならば、不確かなことで頭を悩ますことは、かなり精度の悪い思考とも言えるからです。

未来という不確定要素の多い情報で思考を使いすぎても、良い答えはでないと思うのです。

将来を案じても答えは出ない。
答えは今と過去にあるのだと思います。

未来に振り回されるより、今を生きる事を選ぶ

未来のことをあれこれ考えるより今に集中したほうが良い理由を書いてきました。

まとめると、

  • 仮に未来が分かっても、より今に集中できなくなるだけ
  • 不確かな未来に思考を割いても、良い答えは出ない

将来への悩みに振り回されそうになったら、「今に集中することを選ぶ」を意識すると良いかもしれません。

「選ぶ」という感覚を入れることで、小さな自信にもつながっていきます。
心理学においても、自身で自分の人生をコントロールする感覚が自尊心に大きく影響すると言われています。

意思の力で不安に勝てないときは、損得で考える

もちろん意思の力では、不安に勝てないこともあると思います。
人間の脳には不安を強く感じるプログラムがされている為です。

ならば、
「未来を案じてもコスパ悪いから、今を満喫する」という考え方もアリだと思います。
損得勘定でも、人間の脳は反応しやすいですからね。

現代はストレス社会なので、不安は尽きないですよね。
強い不安にさらされるのも、ある程度仕方ないと思います。

大変な状況でも、できる限り不安を緩和し心地よく生きていく
ギリシャ哲学の「快楽主義」も、こういった思想がベースです。

今回書いた内容が、誰かの良い一日につながったら幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました