今回作ったメニューは「豚肉と玉ねぎのポン酢炒め」です。
夏バテ防止に備えるピッタリの豚肉を作った、ヘルシーなメニューになっています。
感想
肉と玉ねぎの旨味が混ざり合い、ポン酢で引き締まった味に仕上がりました。
特に豚肉とポン酢の相性は、ばっちりですね。
和食だと醤油・味醂・砂糖の味付けが一般的ですが、ポン酢を使うことで味のレパートリーが増えていきます。
材料
具材
- 豚肉
- 玉ねぎ
- フリルレタス
調味料
- ポン酢
- みりん
- 砂糖
- 料理酒
- 塩・胡椒
- 果物系のお酒(あれば)
- 米油
材料説明
豚肉
豚肉のしゃぶしゃぶ用を使用。
火が通りやすいのと、臭みを消すのにつける酒が浸透しやすいように薄いしゃぶしゃぶ肉を使用
レシピ作成
豚肉はお酒に付けておく
肉の臭みを取るのと、酒の旨味と水分が染み込みます。
輸入豚肉は少し臭みが強い印象ですが、お酒につけることで解決します!
具材の順番は、豚肉→玉ねぎ
豚肉を最初に焼くことで、臭みが取れて、加えて染み出した肉の旨味が後から入れる玉へ伝えるためです
ポン酢は2回に分けて投入
ポン酢の1投入は味付けのため、炒め中に入れます。
炒め終わって盛り付け後に、少量の料理酒と混ぜてさっと火を通したポン酢をソースのように再投入して、香りを出します
レシピ雑学
豚肉とポン酢で疲労回復
豚肉に入っているビタミンB1と、ポン酢にあるクエン酸には疲労回復の効果があります。
クエン酸は、疲労物質である乳酸を体内で分解して新陳代謝を促進してくれる働きを持っています。
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豚肉と玉ねぎのタッグは最強
豚肉のビタミンB1は、ストレスを感じた時に体外に排出されてしまいますが、
タマネギに含まれる成分はビタミンB1と結合するので安心。
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豚肉の起源
豚というのは、元々は猪から飼育用に家畜化された動物です。
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昔は今のように遺伝子組み換えはできないので、猪の中でも従順な性格の個体を残して飼育することで、豚が誕生したとも言われています。
古くは、ヨルダンの農耕遺跡から紀元前6000年頃から飼育されていた形跡があり、人間とは古い付き合い。
ヨルダンだけでなく、ギリシャやスイスなどでも畜産の形跡があり、世界各地で多発的に家畜化されていたようです。
なぜ遺跡から分かったかというと、豚と猪の中間の特徴を持った化石が発見されているかららしいです。
日本における豚肉
日本では旧石器時代の頃は豚肉は食べられ、飼育されていたことが遺跡調査からわかっています。
しかし、仏教が伝来してから明治初期までは豚肉を食べるのはタブーとされていました。
日本人は、魚や野菜を中心とした食事が良いというイメージもありますが、実は馴染みの深い食材のようですね
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なぜ輸入肉は安いの?
海外では
・豚肉飼育のコストの6割を占める飼料作物を自給しているので安い
・土地が広いのでコスパが良い
・パーツ買いが可能なため、無駄が少ない
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ポン酢の歴史
ポン酢は日本で発明された調味料です。
「醤油に匹敵する調味料を作る」
という壮大な目標の元、作られた調味料で国内に浸透するには色々なマーケティング戦略と企業努力の末に普及したものらしいですね。
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