人生、大変な時ってありますよね。
自己啓発本を読んだり、リフレッシュしたりするのも良いですが、
楽になる言葉を自分にかけるのも良いかもです。
今日紹介するのは表題の通り、「人間の義務は生きることだけ」という言葉。
大変な時こそ、生きていく事だけを考えよう
これは、日本の哲学者である岸見一郎さんの「人生は苦である、でも死んではいけない」という本のタイトルを元にしています。
大変な時、追い詰められたときほど無理をしがちです。しかし僕自身はこの言葉を思い出して、やり過ごしてきました。
もちろん、人生の中で苦はできるだけ取り除くべきだと思います。
ギリシャ哲学者も、体の健康と心の平静が「快楽」と定義し、快楽が人生に必要という思想を持っていました。
しかし大変な時は訪れるもの。
そんな中で他人に振り回されないためにも、「人間の義務は生きること」と思って時間をやり過ごすのも手だと思います。
そう考えることで、過剰な欲や期待が消え、「これでいいか」と思えるからです。
大変な時こそ、相手の底が見える
自分が精一杯努力していても、他人は容赦ない時もあります。
そういう時は、こう考えましょう。
「相手は本当の苦労を知らないから、こんなことを平気で言える」と。
相手の期待に応え続けたら、参ってしまいます。
今の世の中、生きていくだけでも大変です。
劣悪な労働環境に加えて長引く不景気。そして昨今では、コロナ禍や様々な災害、増税 etc..
憂鬱を感じさせる状況が増えています。
人間には原因帰属バイアスという心理錯覚があります。
これは、何か悪い事が起きると誰かのせいにしたがる性質のことです。
特に世の中が暗い時は、こういうことは横行しやすいでしょう。
ただそういう人間的な悪を理解し、善につとめる人間こそが人格者です。
大変な時こそ、人格者なのかどうかを見極められます。
自分が苦しんでいるときに辛く当たってくるような人間からは離れましょう。
そんな相手と付き合っても、有害なだけです。
厳しい要求をしてくる他人など、放っておきましょう。
そういう相手は、あなたを自分の意のままに操りたいか、マウントを取りたいか、人の痛みをしらないかです。
まずは健康に生きていく事。
その上でできれば他人の役に立つこと。その手段として仕事や結婚、子育てなどがあるのです。
仕事関係の相手であれば、人によって態度を変えているかをよく見ておきましょう。
人によって態度を変えるのは、つまり自分の利益しか考えていないということ。
表面的に言葉に惑わされず、本質を見ることができます。
すぐに離れるのは無理でも、期間限定で考えれば気が楽です。
幸い、昨今は転職が当たり前の時代。
人間関係で転職したって良いんです。
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